2008年3月22日
616 JR水沢
905〜947 JR釜石
1055 JR津軽石
1115〜1123 赤前バス停
1135 白浜
1206 バサガ前沢
1217〜1225 休憩地・ベンチ
1258 林道
1309〜1320 山頂
1401〜1415 月山登山口バス停
1500〜1555 JR宮古
1707〜1740 JR釜石
2021 JR水沢
春先の沿岸地区の山歩きも今回で3回目。体慣らしのつもりだったが逆に疲労が蓄積したようで往路の列車内では目を開けているのもつらくぐったりしている。昼にはいくらか回復することを期待するしかない。
津軽石駅で下車。住宅街を抜け国道45号の交差点を横断する。交差点に月山登山口方面のバス停があるが時間に余裕があるので少し先まで歩くことにした。市営運動公園の野球場バックスクリーン裏にある赤前バス停から乗車した。白浜までの道路は忠実に海岸線をなぞりカーブが連続する幅員が狭い道である。車窓から宮古湾の眺めが良く昔流行った岬巡りのバス旅の歌を思い出してしまう。
白浜バス停で下車する。バス停前に陸中海岸自然歩道の地図入り案内板があり登山コースはこの自然歩道を通ることを知る。自然歩道は月山山頂を経由し反対側の鵜磯集落まで続いているが本日の予定では鵜磯まで行くのは難しい。事前に分かっていればと思うと悔やまれる。
道標に従い民家の脇から細道にはいる。畑の中を横断後斜面に取り付く。すぐに小さな神社の前を通る。自然歩道は、ほぼ地図の等高線に沿って通っているので涸れ沢の付近は大きく蛇行する。所々左手に小さな浜辺が見える。復路時間の余裕があったら浜辺によってゆっくり海でも眺めたい。アカマツ林の中の休憩所に着く。ベンチが5〜6基設置されている。ここでしばし休憩を取る。
休憩所から先は林道までほぼ一直線の上りが続く。一部階段もある。この上りは疲労気味の体にはつらく、本日の山歩きは無理できそうにないと感じる。やがて前方左手に山頂付近の電波塔が見えてくる。
林道に出て左折。途中林道を離れ鵜磯方面から来る細道に入る。こちらの方がやや近道である。山頂は平坦な広場となっていて三角点、神社、自然歩道のコース案内板がある。北側にある電波塔の裏に回ると展望台があり宮古湾を挟んで宮古市街地が一望できる。また北に延びる閉伊崎先端部の展望も良い。
本日の体調の回復は望めないようなので鵜磯まで足を延ばすのは無理と判断し帰路は林道をそのまま下ることにした。林道の出口の舗装道で右折すると白浜峠で月山登山口バス停がある。バス停向かい側には待合所と記された古いバスが置いてある。時刻通りに来たバスに乗車し終点の宮古駅でJRに乗り替えた。尚、不摂生や悪行がたたったせいか財布の中の帰りのJR乗車券、ポイントが貯まった会員カードを紛失してしまった。集中力が欠けているのであろう。それでも無事に帰宅できたのは不幸中の幸いということにしたい。
参考文献
※1「新・分県登山ガイド2 岩手県の山」藤原直美著 山と渓谷社2006年6月発行
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