東北自然歩道 新・奥の細道 宮城6
長老湖を巡るみち |
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● はじめに 横川集落と長老湖畔を散策するコースです。 ● 調査日 2016年10月30日 ● コース概略図 公式ホームページを参照ください。 (起点)横川→南蔵王青少年旅行村→長老湖入口→長老湖売店→南蔵王ユースホステル分岐点→ユースホステルバス停→南蔵王ユースホステル分岐点→長老湖売店(終点) 計4.3km ● 交通アクセス 起点は七ヶ宿町営バス横川バス停、終点は長老湖東バス停。 ● コースを歩いて 白石から七ヶ宿町営バスに乗車し終点の七ヶ宿町役場で下車。ここから長老湖行きのバスがあるが出発時刻はかなり先になるので、徒歩で自然歩道の起点、横川に向う。県道51号を北上する。県道だが道幅は狭い。横川集落の入口に地蔵像が刻まれた六角柱形状の石柱が立っている。 【写真1】横川集落入口 続いて、「せせらぎの里 バッタリ」と記された大きな看板が立っている。バッタリとは水路を利用して穀物を精米する装置。 【写真2】せせらきの里 バッタリ 交差点の南東角に「横川せせらぎの里」と称した産直施設がある。横川バス停、自然歩道の地図入り案内板も近くにあった。 【写真3】自然歩道の地図入り案内板 横川集落を縦断する県道51号の沿道西側に水路が並行する。集落の各戸は水路の上に小屋を作っている。この小屋は「川端」と呼ばれ洗い物や貯蔵のための設備とのこと。水路の上流には池があり水源(湧水)になっているようだ。 【写真4】横川集落、水路と川端 横川集落を抜けると民家が途絶える。車道を一直線に北上する。途中、自然歩道の石柱道標が立っていた。また、近くにある蛤山へ至る登山道の入口もあった。 【写真5】石柱道標 数名のウオーキングの方とすれ違う。東北自然歩道上で人に遭遇することは稀であるので驚いた。後日、調べると車道の東側に隣接する横川渓谷は紅葉の名所として人気の場所とのこと。特に横川に架かる、やまびこ吊り橋が有名のようである。 天気も良く、暖かくなってきた。快適に歩を進める。南蔵王青少年旅行村の前を通過する。来場者はない。シーズンオフに備え、冬支度を始めているようだ。 【写真6】南蔵王青少年旅行村・管理棟 【写真7】南蔵王青少年旅行村・宿泊棟 針葉樹で視界が遮られた道のため単調なコースから一転して、突然視界が広がり不忘山が眼前に迫る。 【写真8】不忘山を望む 横川渓谷公園の第2駐車場入口を過ぎ横川に架かる橋を渡る。自然歩道はガードレールの間から階段を下る。 【写真9】ガードレールの間から下る 森の中に入る。前を歩くグループがいて再び驚く。今まで、山の中の自然歩道で人に遭うことはほとんど無かったからだ。 【写真10】森の中を進む さらに前の方にも人がいるようだ。なぜこんなに人がいるのか状況を理解できないまま進むと長老湖の湖畔に出た。ここで写真を撮る人がたくさんいる。湖面に紅葉が映り美しい。 【写真11】長老湖 さらに進むと売店前にひとだかり。 【写真12】売店付近 これほど盛況な東北自然歩道は経験したことが無い。良い天気と紅葉の時期が重なって観光客がたくさん訪れたのだろう。 【写真13】長老湖 不忘山と長老湖を望む絶景ポイント。ここに東北自然歩道の地図入り案内板が立っている。この案内板も大人気で多くの観光客に取り囲まれていた。 【写真14】不忘山、長老湖、自然歩道の地図入り案内板 湖畔一周コースに入る。道は細くなるが人は多い。 【写真15】湖畔一周コースに入る 帰りのバスの時刻が迫っているので湖畔一周コースを離れバス停に向かった。 【写真16】右折しバス停へ 斜面を上るとバス停に到着した。 【写真17】長老湖東バス停 バス停近くにあったと思われるユースホステルは解体撤去されたようで見当たらない。またバス停近くに長老地蔵尊があった。 【写真18】長老地蔵尊 帰路は七ヶ宿役場で町営バスを乗り継ぎ白石駅で下車、さらにJRに乗り換えた。 <完> | ||
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