ロゴ 東北自然歩道 新・奥の細道 宮城7

渓谷の美・新川ラインのみち

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● はじめに
 新川の渓流沿いを散策するコースです。

● 調査日
2016年5月4日

● コース概略図
公式ホームページを参照ください。

(起点)作並新坂東バス停→長命水→遊歩道入口→遊歩道出口→キャンプ場→奥新川駅(終点) 計6.4km

● 交通アクセス
 起点は仙台市営バス作並新坂東バス停、終点はJR仙山線奥新川駅。

● コースを歩いて
 JR作並駅で下車。ここから自然歩道起点の作並新坂東バス停まで歩くつもりだ。天候は雨の本降り。駅前でカッパを着用する。天気予報によると昼には雨が止むようなので予定通り出発する。国道48号を西に進み途中から分岐する旧道(宿集落を経由する)に入ってみた。再び国道48号に合流するが国道の北側に奥新川方面に分岐する道の案内板が立つ。国道の南側には作並新坂東バス停があった。ここが本コースの起点である。

image_1 【写真1】作並新坂東バス停と自然歩道の案内板

 国道48号を作並温泉方面に200mほど進み左折、奥新川方面への道に入る。この道の入口にはそば屋、喫茶レストランなどの看板があって目立つのでわかりやすい。自然歩道の道標もある。

image_2 【写真2】奥新川方面への入口

 舗装道を上っていくとそば屋や喫茶店などが数件あって驚く。こんな山中にやってくる人がいるのだろうか。この日はシーズンが早過ぎたせいか営業していなかった。一番奥にあるそば屋らしき店を過ぎると未舗装の林道になった。林道にも自然歩道の道標が設置されている。

image_3 【写真3】自然歩道の道標

 曲りくねった林道を上っていく。林道沿いの樹木はイタヤカエデ、ヤシャブシ、ケヤキ、サクラ、ウラジロノキ、ブナ、ウダイカンバ、チドリノキ、アカシデ、タカノツメ。峠を越えると林道は直線上になり見通しが良くなる。雨も弱くなってきた。左手の谷底を流れる新川の沢の音が聞こえてくる。石柱の自然歩道の道標もあった。

image_4 【写真4】石柱道標

 左手の谷と林道の高低差が次第に小さくなりやがて林道は新川と並行する。トンネルを抜けると駐車場(この日はロープが張ってあって中に入れない状態)と長命水という湧水がある。

image_5 【写真5】トンネルに入る

 つり橋がある。この場所は真夏の最盛期には川遊びで賑わうようだ。

image_6 【写真6】北沢と南沢の合流点

 ここまで来ると終点は近い。時間に余裕があるので林道ではなく新川ラインと呼ばれる渓谷沿いのコースに入ってみようと思った。

image_7 【写真7】林道直下の南沢

 林道から階段で南沢に下りる。

image_8 【写真8】林道から南沢に下りる階段

 左岸に遊歩道が設置されている。最初はコンクリートのしっかりした道だが間もなく露岩の上を歩く道になる。雨天で滑り易いので注意して進んだ。

image_9 【写真9】南沢左岸の道

 さらに進むと明瞭な道はなくなった。川原の石の上を進む。次第に心細くなってくる。

image_10 【写真10】川原の石の上を進む

 川が大きく曲がる場所から再び道が現れる。今度は川から少し離れた森の中を進む。咲いている花はタチツボスミレ、ニリンソウ、ラショウモンカズラ、カキドオシ、クサノオウ。道標があったので安心した。

image_11 【写真11】森の中の自然歩道の道標

 対岸に渡る橋を渡ったあと斜面をつづら折りで上る。

image_12 【写真12】橋を渡る

 キャンプ場に出た。雨天にもかかわらず2~3グループが訪れていた。

image_13 【写真13】キャンプ場に出る

 キャンプ場から車道を西に進む。JR仙山線が並行する。間もなく奥新川駅に着いた。電車の時刻に余裕があるので上流側の奥新川ラインに寄ってみることにした。しばらくJR仙山線と並行する林道を進む。山と川の風景しかないと思われた場所だが突然記念館のような建物が現れ驚く。これは旧奥新川直流変電所の展示室で当時の設備が保存されている。隣接して変電所のモニュメントが立っている。

image_14 【写真14】奥新川直流変電所建屋モニュメント

 林道の道幅が狭くなり本格的なハイキングコースになった。南沢の最初の徒渉地点は崩落のため侵入禁止である。その先は一層険しい道になり軽装備では無理そうだ。つり橋の手前で引き返すことにした。

image_15 【写真15】奥新川ライン上流に架かるつり橋

 奥新川駅まで引き返した。ちょうど下りの電車が到着したようで、10人位が下車しキャンプ場に向うところだった。小生が乗車する予定の上りの電車にはまだ少し時間に余裕があるので駅直下に下るコースに入ってみた。幸い雨が止んだので川岸の岩の上に腰掛け新緑の渓谷を堪能することができた。

image_16 【写真16】奥新川駅直下コースの橋

 駅のホームで上りの電車を待つ。乗降客は小生と駅の清掃スタッフのみだった。次回は下流の新川ラインを歩いてみたいと思う。

image_17 【写真17】奥新川駅ホーム

<完>

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