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二口渓谷 清流山峡のみち

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● はじめに
 名取川の源流、二口渓谷を巡るコースです。

● 調査日
2016年8月27日 及び 2018年10月26日

● コース概略図
公式ホームページを参照ください。

(起点)二口バス停→遊歩道入口(駐車場)→姉妹滝→遊歩道出口→駐車場→二口バス停(終点) 計4.4km

● 交通アクセス
 起点/終点の二口バス停はJR仙山線愛子駅から仙台市営バス二口行きに乗車し終点で下車。

● コースを歩いて
 JR仙山線愛子駅で下車。仙台市営バスに乗り換える。途中の秋保大滝でほとんどの乗客が降車した。終点の二口まで乗車したのは小生のみだった。

image_1 【写真1】二口バス停

 時間は午前10時。天候は小雨。人や車の通行もなく閑散としている。バス停近くにある秋保ビジターセンターは後で時間に余裕があったら寄ることにし先を急ぐことにした。

image_2 【写真2】秋保ビジターセンター

 道幅は一気に狭くなる。樹木に囲まれた薄暗いコース。間もなく未舗装道路になった。大東岳登山道入口を過ぎ大行沢の橋を渡ると二口キャンプ場の入口と駐車場がある。

image_3 【写真3】 二口キャンプ場入口

 駐車場の東端が遊歩道の起点である。最初に名取川を橋で渡る。名取川の右岸に沿って遊歩道が設置されている。しかし川の増水のため途中から遊歩道が水没していた。その近くにある注意看板には増水時は通行禁止とある。このあたりは普段は浅瀬で子供たちが川遊びする場所だと思うが今日はそういった穏やかな流れではない。無理せず引き返すことにした。

image_4 【写真4】名取川を渡る

image_5 【写真5】橋と名取川

image_6 【写真6】名取川と遊歩道 この先、道は水没

 キャンプ場入口まで引き返し林道を西に進む。車が2台通過した。道の両側の草木が茂っているが車の通行は何とかできる。

image_7 【写真7】林道を進む

 林道脇に姉妹滝の大きな看板が立っている。そこから名取川に下る細道に入る。川まで下るとやや上流に橋がある。自然歩道のコースはこの橋を渡り名取川右岸の山中からキャンプ場前まで続いている。しかし本日はキャンプ場側のコースは水没して通行できないことがわかっているので今回は見送ることにした。

image_8 【写真8】橋と名取川

 橋を過ぎさらに上流に進むと姉妹滝がある。実際に見えるのは妹滝で姉滝は川の増水のため見える場所まで近づくことができなかった。

image_9 【写真9】妹滝

 さらに林道を西に進むと磐司岩という名所があるとのことだが時間の都合で断念した。帰路にビジターセンターに立ち寄り二口渓谷周辺案内マップ、大東岳登山道案内図を入手。センターを出ると乗客を満載したバスがキャンプ場に向かって行った。賑やかになるのはこれからのようだ。

 2018年10月26日に再訪する。先回、川の増水で通行できなかった山側のコースを歩くのが目的である。先回同様、愛子駅から仙台市バスに乗車し二口バス停で下車。ちょうど紅葉が見頃で近くの駐車場はドライブがてらの訪問客が多い。ビジターセンター前の駐車場は工事中。さらに二口渓谷方面に続く林道も工事車輌が往来し通行止めになっていた。
 通行止めのバリケードにいたフレンドリーな警備員と話しをする。小生は林道は通行せずに山側のコースを通るつもりだと話すと、簡単に通してもらった。あとで、通行止めの詳細が記述されている案内板を見ると遊歩道や登山道を利用するハイキング客は通行OKとのこと。
 二口キャンプ場前の駐車場から遊歩道に入る。名取川に架かる橋を渡り、川の右岸沿いに進む。先回は増水のためこの地点で引き返した。今日は問題なく通行できる。山側に登る道を見落とさないように注意して進む。道標があったので迷うことなく登り口を見つけることができた。

image_10 【写真10】名取川からの登り口

 コースはよく整備されていて急勾配もなく歩きやすい。途中、 三方倉山への登山コースが分岐する。

image_11 【写真11】自然歩道・山側のコース

 樹間から磐司岩の絶壁が見えた。先に進めば磐司岩を望めるもっと見晴らしのいい場所に出るのではと思ったが、少しずつ名取川の源流に下っていくため、磐司岩を再度望める場所はなかった。
 名取川に架かる橋を渡り、川の左岸を上流に向かって進む。先回は増水のため支流から流れ落ちる妹滝しか見ることができなかった。今回は上流まで飛び石で行くことができた。そして名取川本流の姉滝を見ることができた。

image_12 【写真12】左・妹滝/右・姉滝

<完>

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