ロゴ 東北自然歩道 新・奥の細道 宮城16

七ツ森伝説とパノラマのみち

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● はじめに
 大和町の七ツ森を縦断するコースです。

● 調査日
2016年6月26日

● コース概略図
公式ホームページを参照ください。

(起点)信楽寺(しんぎょうじ)跡→七ツ森遊歩道入口→梅の木平→七ツ森遊歩道出口→四十八滝運動公園(終点) 計6.2km

● 交通アクセス
 起点、終点とも近くに町民バス停留所がある。ただし平日のみ運行。小生は信楽寺(しんぎょうじ)跡は宮城交通富谷営業所、四十八滝運動公園は宮城交通吉岡営業所から歩きました。

● コースを歩いて
 今回は終点から起点までコースを逆方向に歩きました。そのため以下のレポートも逆方向に進んだものになります。
 仙台駅前から宮城交通高速バスに乗車し吉岡営業所で下車。梅雨の季節で湿気が多い蒸し暑い日を予想していたが意外にもひんやりとした風が吹き過ごし易い。まず営業所から自然歩道の終点の南川ダムまで約6kmの距離を歩く。水田地帯を抜け吉田川の渓谷に架かる橋を渡る。ダムの堰堤の手前に七ツ森湖畔公園の看板がある。ダム湖に向う車道はバイクや自転車が多く格好の練習コースになっているらしい。

image_1 【写真1】七ツ森湖畔公園看板

 ダム湖手前に四十八滝運動公園がある。公園内に自然歩道の終点を示す道標が立つ。

image_2 【写真2】自然歩道終点の道標

 ダム湖堰堤入口にも自然歩道の道標があった。湖を眺めながら堰堤を進む。

image_3 【写真3】 南川ダム(七ツ森湖)

 ダム湖の右岸を進む。橋の手前に遊歩道出口の道標がある。ここから七ツ森遊歩道に入る。

image_4 【写真4】七ツ森遊歩道出口

 遊歩道と言うものの登山道と変わらない。自然歩道のコース自体は七ツ森の裾を通りいずれの山頂も経由しない。各山頂に向う場合、自然歩道のコースから各山頂に分岐する道を選択することになる。遊歩道に入り間もなく鎌倉山コースが分岐する。ちょっと寄り道気分で鎌倉山に上ってみることにした。しかし岩場とロープが連続し予想以上の難コースである。本日はウオーキングシューズ着用だが登山の装備が必須だ。別コースから上ってくるコースと合流し急斜面を上りやっと山頂に到達した。展望は樹間越しに見える程度である。

image_5 【写真5】鎌倉山

 再び自然歩道のコースに戻る。鎌倉山に登ったのはいいが経過時間の割に自然歩道のコース上の距離はほとんど進んでいない。既に疲れを感じている状態でこの先も苦戦するのではないか。時折現れる道標に次の目的地、梅の木平まで○○kmとあるがなかなか距離が縮まらない。途方もなく遠い距離に思えてくる。
 撫倉山・松倉山の分岐が自然歩道のコースのピーク地点で以後は下りとなる。撫倉山は時間に余裕がないので今回は見送ることにした。ここまで鬱蒼かつじめじめした薄暗い森の中を通ってきたがスギの人工林が多くなり次第に明るい林になった。気分も明るくなってきたころ梅の木平に着いた。ベンチとテーブルがある。コースガイドによるとダム湖を一望できるとあるが手前の樹木で遮られ展望は無い。ここで昼食休憩とした。

image_6 【写真6】梅の木平

 次の見どころ、おどろき展望台は見当たらなかった。撫倉山へのコースが分岐する下の写真付近にあるようなのだが。

image_7 【写真7】道標(信楽寺跡1.6km、梅の木平展望台0.7km、撫倉山1.0km)

 アヤメ自生地も見当たらなかった。何とか遊歩道入口にたどり着いた。近くに民家があり驚いた(小生はまだ山奥にいる感覚があった)。

image_8 【写真8】七ツ森遊歩道入口

 未舗装の車道を進む。途中、松倉山へのコースが分岐する。喫茶店があり驚く(小生は人里離れた場所にいる感覚があった、道は未舗装で駐車場もない)。舗装道に変わったところが信楽寺(しんぎょうじ)跡の入口である。かつて栄えた寺だが焼失し礎石が残る。

image_9 【写真9】信楽寺(しんぎょうじ)跡

 信楽寺(しんぎょうじ)入口手前に駐車場がある。ここに自然歩道の地図入り案内板が立っている。結構駐車している車両がある。喫茶店の客がここに駐車し徒歩で店に向かっている。

image_10 【写真10】自然歩道起点、地図入り案内板

 初めて大和町を訪れたが、素通りしてしまった見どころが多いので再訪したいと思う。宮城交通の富谷営業所まで歩きバスで仙台に向うことにした。
<完>

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