東北自然歩道 新奥の細道

東街道を訪ねる道 <はじめに>

2002.05.06.update| HOME | 次へ→ |

[はじめに]

東街道は岩手県水沢市の東部丘陵地帯を通っています。いまから約1000年前からあった古道ですが自然の状態で残っている箇所が多く貴重な歴史的遺産だと思います。

水沢で生まれ育った私ですが東街道を初めて歩いたのは1996年の春でした。その時は大師山に行こうと思っていたのですが大師山へ行く道の途中にある東街道起点の案内板にひかれ私にとって未知のコースである東街道へ足を踏み入れたのでした。最初は大師山のような展望も期待できそうにないので全く期待していませんでした。ところが森の木陰の間を通り抜ける静かな街道の雰囲気はなかなかいい。最近の健康ブームで急造された道ではなく,古来からある歴史ある道であるだけに格別の思いがあります。

総延長約10km。水沢市内のハイキングコースの中では文句なしの最長コースです。短い間隔で道標が設置されており道に迷うことはなく安心して歩けます。起伏は緩やかなので子供から年輩の方まで楽しく歩くことができます。途中数カ所で藪をかき分けながら歩かなければならないところもありますがそれもまた魅力の一つだと思います。

[コース概略図]

[交通アクセス]

起点の黒石に行くには(岩手県交通バス)
水沢駅通り(スガハラ前)から生母・大平・正法寺行きのバスに乗車し黒石で下車。所要約15分。2002年8月の時刻 902,1002,1202,1402,1552,1632,1755

終点の馬形から水沢市内に帰るには以下の2通りがある。
1.岩手県交通バスの胆江営業所からバスに乗車する:馬形からすぐ東側にある新田橋(伊手川に架かる)を渡る。前方左手に見える青い屋根,白い壁をした大きな建物が胆江営業所である。2002年5月の時刻 ×710,1100,1330,×1550(×は土休日運休)
2.JR東北新幹線水沢江刺駅からバス(岩手県交通・水沢市コミュニティバス)に乗車する:馬形から車道を南に進むと駅が見えてきます。2002年5月の時刻午後のみ掲載 1301,1305,1435,1451,1632,1715

なお,馬形から江刺バスセンター方面に行くこともできる。この場合は車道を北に進むと郵便局がある。そこで左折し伊手川に架かる橋を渡る。橋のたもとに江刺市営バスの熊川橋停留所がある。2002年5月の時刻 740,940,1310,1640,(850,1310,1640日祝)


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