東北自然歩道 新奥の細道

経塚山へのみち <月山神社>

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● 月山神社

起点の新地から坂道を上っていく。途中右に別れる道があるが直進する。1.2km進むと束稲山の中腹を横断する道路に出る。起点から出発して1.2kmの間道標がなく道を間違えたと思っていたのでほっとした。


▲起点から1.2kmの道標

束稲山の中腹を横断する道路は赤松林の中を通る車道である。しかしこのコースは遠回りをしている。月山神社に行くには県道を歩いた方が距離が短い。県道は交通量が多く危険なのでコースをこちらに設定したのだろうか。

県道に出る。ここで右折し100m程進む。道標に従い右に分岐する細い道に入る。道は少々ぬかるんでいる。薄暗い森の中を進んでいく。次第に道幅が狭くなり藪に覆われてきたので心細くなってきた。道を間違えたと思い引き返すことにした。後でわかったことだがこの道は正しいコースであり藪をかき分け進んでいくと藪から抜け出たところがちょうど月山神社となっていた。


▲月山神社に向かう細い道

引き返し県道に戻り月山神社の看板の所で右折し車道を歩いて月山神社の自然公園に着く。ここにはキャンプ場や遊歩道があり見晴らしも良いので屋外レクリェーションには格好の地であると思う。

自然歩道の案内板の近くに月山神社の案内板も立っており次のように記されています。

月山神社(男二子神社)

    樹齢二百年をこす野生のみごとな赤松の中にひっそりと建っているこの神社は,今から約八百年前栄華を誇った平泉藤原氏の四代泰衡夫人が,悲劇の主人泰衡の御霊をとむらうため山伏に命じて建立したとつたえられる神社です。

    山上での参拝が不便のため明治十年山麓に新しく神社を設け遷座したが,今なお奥の院として奉祭されています。

    なお拝殿の裏には八メートルを越す町内随一の巨岩があり座禅石と呼ばれ今でも一心に座禅を組む修験者もいます。

女二子神社

    この宮は石祠で幼児を抱く女神を浮き彫りにしています。
    このためか,安産を祈り愛児の育成を願う女性の参拝が多くまた山頂からの景観は胆沢平野が一望できすばらいしものです。

前沢町


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