東北自然歩道 新・奥の細道

野鳥観察のみち

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【写真0】森林公園にて

● はじめに

 滝沢村の森林公園内を散策するコースです。

● 調査日

2006年7月16日

● コース概略図

滝沢駅→0.5km→幹線用水路→2.3km→森林公園→0.5km→国道4号線

● 交通アクセス

 起点はいわて銀河鉄道滝沢駅。終点の国道4号線は滝沢駅、または産業文化センターバス停が近い(路線・便数は多い)。

● コースを歩いて

 盛岡駅でいわて銀河鉄道に乗換し滝沢駅で下車。近くに大学があるので学生の利用が多い駅です。駅前の駐輪場奥に自然歩道のコース案内板が立っています。駅前で待ち合わせや談笑している学生の視線を感じながらコースを確認するためにノートにメモを取りました。まっすぐ森林公園に向かうのではなく一旦駅裏に迂回するコースになっています。

新奥の細道
東北自然歩道 野鳥観察のみち
 ここは,東北自然歩道「野鳥観察のみち」の出発点である。
 JR線路の東側を通り森林公園の中を抜け国道4号線に至る全長3.3kmのコースである。
 途中からは,岩洞ダムから流れて来る幹線農業用水路や,姫神山の眺望,様々な野鳥をはじめとした自然に触れることのできる約1時間のコースである。


【写真1】起点: 滝沢駅の自然歩道案内板

 駅前の通りを100m程進み道標に従い右折し細道に入ります。線路を越えたらすぐに左折します(北に向かう)。


【写真2】滝沢駅前通り(奥が駅)

 前方にトンネルがありますが、上を通っているのは用水路です。岩洞ダムから引水し岩手山麓まで通じている事を知り驚きました。

岩洞主幹線水路
 前方の城壁の門に見えるのは,道路をまたぐ水田用の水路橋です。この人工の大きな川は昭和28年から昭和36年までの長い歳月で建設され,ここから15km先の岩洞ダムより引水し,全長170kmに及ぶ水路となっており,岩手山麓の約1万haもの山林や原野が水田になりました。ここを抜けた正面には姫神山が見えてきます。


【写真3】幹線用水路

 用水路の下をくぐると下り斜面となり左手に池があります。ここで左折します。その後、線路の踏切を渡り住宅地に入ります。


【写真4】池で左折(東に進む)

 道の突き当たりの丁字路で右折(北に向かう)。西面は森林公園の敷地ですが入口は300mほど北側にあります。入口から駐車場を通り抜け森林公園内に入っていきます。


【写真5】森林公園

 小生は山歩きが趣味の一つですが、この森林公園はちょっとした山に行くよりも整備がされていて環境が良い所だと思います。主立った木にはプレートが掛けられているので、うろ覚えの草木の名前を再確認でき勉強になりました。全体的にコナラとナンブアカマツ(県の木)が多いです。


【写真6】コナラ

 本自然歩道のコース名は「野鳥観察のみち」ですが、森林公園内でよく見られる鳥の掲示がありました。クロツグミ、シジュウカラ、アカゲラ、キビタキです。
 ブナの森を抜け森林公園の北西角から車道に出ます。車道を西に進むと国道4号線との交差点です。この場所に終点の道標が立っています。


【写真7】終点: 国道4号線

 帰路は森林公園内の別コースを経由し滝沢駅に戻りました。

<完>

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