東北自然歩道 新奥の細道 種山高原のみち<1> |
|||||||
|
|||||||
● はじめに 種山高原には小生が小学生の頃何度も遠足で出かけたことがある。当時は今に比べ道路事情が悪くバス(当時は岩手県南バス)は曲がりくねった細い砂利道を通って登山口の姥石峠に向かった。小生は必ずバス酔いした。冷や汗を流し気分転換にと車窓の風景を見ながらバスガイドの話を聞いていたものである。バスガイドは種山に近づいてくると宮沢賢治の牧歌を歌ってくれた。そのメロディは単純なゆえ今でも小生の頭の中でエンドレスに流れている。1991年8月,十数年ぶりに種山に登ってみようと思った。母親が作った手弁当を携え水沢駅前からバスで種山ヶ原へ。いつの間にか種山トンネルが開通し,立派な道路が新設されていた。遠足で小さい頃通った道路の面影はない。あっという間に種山に着いたという印象だ。それでも姥石集落からのハイキングコースは小学生時代の記憶通りであり懐かしかった。現在種山周辺には道の駅・遊林ランド・星座の森などの充実した施設があり,またハイキングコースも美しく整備されている。 ● 調査日 2000年5月27日 ● コース概略図 ● 交通アクセス バスで出かける場合は岩手県交通特急バス水沢-大船渡線に乗車しバス停「種山ヶ原」で下車します。乗用車では国道397号種山トンネルの住田町側口にある「道の駅ぼらん」に駐車し歩き始めると良いと思います。種山ヶ原バス停の前に「道の駅ぼらん」があります。 小生はこの日バスで出かけましたが一日二往復の便なので乗車できる便が限定されてしまいます。水沢市内からだと往路は11時水沢駅前発に乗車し11:50種山ヶ原着,復路は15:33の種山ヶ原発水沢方面行きしかありません。
| |||||||
|
|||||||